イタリアの、優美なアンティーク作品。ほんのり淡いサーモンピンクカラー、クリームエクリュのトーンが上品な19世紀のビクトリア朝時代の長方形の大判のレアなテーブルクロスです。凸の盛り上げコードで立体的に形象したアイリス/蘭/オーキッドのような大小のたおやかな花が内枠＆外枠に手刺繍されています。花の中には細やかな、透かし模様のホワイトワークが見えますフラワーモチーフの間を細長くカットワークし生地から糸を引き抜いたドローンワークや少し太いリネン糸でサバレース、アスタリスク風のヤーン刺繍をあしらっています。四方は美しい、おそらく鈎針編みのふんわりしたリネンのライトベージュ。三段の長編みの梯子レースのあとに10段以上連続させたクロシェットレースを幅広のスカラップレース風に装飾し柔らかな印象をアップしています。テーブルクロスとしては中厚程度かと感じます。ファブリックの素材はコットン。滑らかでしなやかでソフト、硬さのない、柔らかな質感です。以下は素人計測の為誤差をご容赦くださいm(_ _)m長辺：162㎝短辺：126㎝クロシェットトリム幅：10〜10.5㎝縦・横どちらも◎約360g目立つ破れやしみ等のダメージの無い綺麗で良好なアンティークコンディション。ただ、赤/ピンクの糸の小さな/細い織斑？が一部に見られました(最終画像右上等)。ドローンワークフレームの縢りやクロシェレースの縫い合わせに微かに外れかけた箇所が見られますが目立たないと思います。少し刺繍の始末がラフなのはイタリアらしいおおらかさかも知れません。時代を経た古い作品の為小さな難をご容赦くださいm(_ _)mテーブルにたっぷりと掛けて。半折りにしてチェストやキャビネット、ソファにして使われるのも素敵です。家具の上のみならず、壁やドア、広い空間、カフェカーテン風に窓辺に掛けるとナチュラルな生地の風合いや優美な刺繍の立体性、透かしモチーフがより繊細に伝わります。シンプルながら洗練された印象のイタリアならではのアート性のある作品。お探しの/気に入ってくださったかたにご活用戴けましたら嬉しいです✴