2001,五月刊。安土城が不等辺八角形であったことは、現地に行きさえすれば、わたしの様な素人すら一目瞭然です。だけど、偉い学者さんほど、決して認めません。100年前に日本史学会を完全に支配していた人が、叫んだからです。「八角形の城だなどと、一言でも口にした者は永久に学会から追放する。」この鉄の掟は今でも歴史学者を志す人にとっての、信仰に対する踏み絵です。踏んだものしか学会の門はくぐれません。ちなみに、先の偉いせんせいは、現地に行ってみるということを決してせず、当時現存していた、不等辺八角の岡山城を、決して見ようとはしませんでした。この岡山城天守は、信長に憧れた、宇喜多秀家が、安土城を模したという、伝承があります。美品を・・・まあいいか。安土におひゃくどまいりを続ける巡礼者の戯言です。でも決して一人じゃないですから。権力はなくとも、大勢、たくさんいますから。いつか、安土党から国会議員をだして、法律と時代は変わるのだ。